お久しぶりです。皆様お変わりありませんか?
今回のスタッフブログ担当は料飲部 松木です 😮
2016年は申年。申年といえば「梅」ですね。
今年は暖冬で早く開花、凍害受けて全国的に梅が不作のようです。
店頭に出回る梅も例年より少なく、値段も2〜3倍で驚いております。
今年も梅が大好きな子供達と一緒に頑張って梅シロップ 7キロ、
梅干し 5キロと紅生姜を漬けました!
もちろん、1番の梅好きは私です!!
「申梅」といわれるほど、申年の梅は
縁起が良く、健康に良いといわれています。
理由は、平安時代にまでさかのぼります。
悪疫が流行したある申年の年に、当時の天皇だった村上天皇が、
梅干しと福茶で病を治したという言い伝えが残っているのです。
また、福茶は昆布茶だったという説があります。
江戸時代の申年の年に病が流行したときも、梅干しを食べていた人たちは
無事だったという言い伝えもあります。
さまざまな説がありますが、そもそも、「申」を「去る」とひっかけて
「病気が去る」「厄が去る年」という意味でも、
縁起が良い理由になっているようです。
厄年の私はぜひとも あやかりたいところです。
また、申年は梅が不作になりやすく、特に梅が貴重だったという説もあります。
梅の効能は、クエン酸やリンゴ酸 などの強い殺菌、
抗菌作用のある有機酸が多く含まれていることから、
そのさまざまな効能が知られています。
例えば、クエン酸には疲労回復効果があると
いわれています。
また、その殺菌・抗菌力は、胃腸機能を高める働きや、
肝機能を高める働きがあるため、食欲増進や二日酔い
予防など、何かと健康に役立つといわれています。
近年の研究では、ピロリ菌の働きを抑える
抗菌作用があることも判明しています。
現代では、健康志向が高まり、添加物などを使わない
手作りの自然食品に回帰しようという流れがあります。
梅もその流れで、自家製梅干しや自家製梅シロップを
作ることが流行になっているようです。
私は祖父や祖母が漬けた梅で育ちました。
幼い頃から間近で見てきた梅仕事を自分流にアレンジしながら
子供達に受け継いでいきたいと思います 😮